インドネシアから日本へ -4名の介護技能実習生の学びと挑戦- Part3 ティアラさん
こんにちは!テクノスマイル広報です。
引き続き、北九州研修所で入国後講習、介護講習を学ぶ4名のインドネシア介護技能実習生の皆さんをご紹介いたします。
インドネシアから来た皆さんが今感じていること、未来への想いを語ってくれましたのでご覧ください。
<ティアラさん>
ジャカルタ首都特別州、南ジャカルタ市出身の27歳のティアラさん。
ジャカルタは都市部ということもあって、ティアラさんが住む地域にはビルが建ち並び、道路は車とバイクで常に大混雑しているそう。
「一緒に住んでいる家族は5人です。今は家を出ていますが、高校の先生をしているお兄ちゃんがいます。お姉ちゃんは結婚して子供がいて、その子はまだ3歳です。小さくて可愛いです。」
とティアラさん。
助産師さんのお仕事経験をお持ちのティアラさんは、赤ちゃんや小さい子どもが大好きなんだとか。
- 日本で約一か月間に及ぶ研修所での生活。さぞ大変なことも多いのでは?
研修所では、いろいろな国の方と知り合うことができました。
皆さん優しい人ばかりです。
国が違う皆さんと過ごすのは刺激があって毎日楽しいです。
介護の柴田先生は優しい方です。
いつも丁寧に、分からないところは何回も教えてくれるので安心して学ぶことができています。
先生から教えてもらったことは、自分たちでも繰り返し練習しています。
皆で助け合いながら楽しく学んでいます。
日本に来てカルチャーショックを受けたことといえばトイレです。
インドネシアでは紙ではなく水を使うのが一般的なので、日本のトイレにトイレットペーパーが置かれていたことに初めは驚きましたが、すぐに慣れることができました。
研修所の周辺は自然が多く、景色がきれいですね。
風の音や虫の声が聞こえる研修所の静かな環境のおかげで、集中して学ぶことができています。
この辺りで日本らしい場所といえば神社でしょうか。
研修所の周辺にはたくさん神社があるので、皆で神社巡りをするのが楽しみです。
<自習時間の様子>
- 休日にやってみたいことは?
日本にはたくさんの温泉や露天風呂があるそうですね。
ぜひ行ってみたいです。
インドネシアにも西ジャワ州のガル(ガルト)という町に温泉があるんですよ。
私も以前行きましたが、おすすめの場所です。
機会があればぜひ行ってみてください。
日本といえば桜も有名ですよね。
先日、4人で住む予定の家に案内してもらったのですが、敷地内に桜の木がありました。
来年の春には桜の木の下で、4人でお花見をしようねと話しています。
今から楽しみで仕方ありません。
食べてみたいものは寿司、ラーメン、うどんです。
うどんはインドネシアでも食べたことがありますが、日本のものはきっと違うんでしょうね。
まだ食べられていないので楽しみにしています。
ここ九州は日本でも有数の温泉地なんですよ、とティアラさんにお伝えしたところ、
「温泉はこの近くにもあるんですか。それは知りませんでした。お休みの日に時間を見つけて行ってみたいです。」
と嬉しそうに話してくれました。
- これからの目標を聞かせてください。
日本の文化についてしっかり学びながら、たくさん仕事をするつもりです。
介護福祉士になることを目標にしています。
将来は自分の助産院を建てて、社会に貢献したいと思っています。
- 最後に、これから日本で学ぼうとしている皆さんにアドバイスをお願いします。
インドネシアの皆さん、日本語はとても難しいです。
日本に来たいと思ったら沢山勉強してくださいね。
私も介護福祉士を目指して、これからもっともっと勉強を頑張るつもりです。
日本はとてもきれいな国で住み心地が良さそうです。
これから日本で一生懸命に学びたいと思います。
異文化での経験や学びを通して、夢や目標に向かって前進するティアラさんの様子が伝わってきました。
これからのティアラさんの歩みを応援したいですね。
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