日本を舞台に挑む、熱い志を持つ若きインドの青年
更新日:7月8日
こんにちは!テクノスマイル広報です。
今回は、入社したばかりのインド人 “ハリッシュさん”にインタビューをしました。
日本に来て間もないですが、強い目標を持って移住した彼に日本の生活で驚いたことや、日本での目標等を聞いてみましたので、是非ご覧ください。
【笑顔が素敵なハリッシュさん】
ハリッシュさんは、インドのタルミナードゥ州出身。
タルミナードゥ州にあるアンナ大学 機械工学を卒業し、4月より大手自動車メーカーでCAE解析の仕事をしている。
日本で働くきっかけは、インドで働いていた時の日本への転勤。
初めて来た時、日本人の優しい人柄とおもてなしがとても心に響いて日本を好きになったそう。
日本に来てからは、インドとの違いをたくさん感じるという。
例えば、電車の遮断機の待ち時間。
日本だと数十秒~数分だが、インドでは15分間も降りたままのことがあるのだとか。
日本だと大渋滞が起き、一大ニュースになるだろう。
また、インドでは日本より温泉の数がかなり少ない。
温泉が湧くことがとても珍しい為、神様が宿っていると考えられ、“聖地“として崇められて寺院が建てられる。
入泉する際も、日本は基本的に衣服を全て脱いで入るが、インドでは性別に関わらず、下の水着を着用して入るのが一般的なのだそう。
“食”については、「グラブジャムン」というスイーツが有名。
日本人には信じられないくらい甘いようで、日本の友人と一緒に食べに行った際には、日本人は甘すぎて一口も食べられなかったという。
どのくらい甘いのか、一度は体験してみたいものだ。
また、北インドでは小麦・南インドではお米を食べる習慣が多いようで、私たち日本人がイメージする“ナン”は、あまり食べないのだそう。
代わりに、 “チャパティ”と呼ばれる平たいパンのようなものがライスやカレーと一緒に食べられている。
ナンは小麦粉や強力粉を使い、タンドールという窯で作られるが、チャパティは全粒粉を使ってフライパンで作ることが出来る為、家庭で作ることが出来る手軽さが親しまれる理由のようだ。
インドの食べ物でイメージする人も多いカレーだが、ここで疑問が生まれた。
日本でも有名な「カレーハウスcoco壱番屋」はカレーの本場インド人の方が食べたらどのように感じるのだろう。
ハリッシュさんや知り合いのインド人に聞いてみたところ、スパイスの風味がインドで食べるカレーと似ていて、とても美味しいと感じるとのこと。
日本の食のクオリティの高さを感じ、なんだか嬉しくなった。
だが辛さに関しては、日本で1番辛い種類を食べても普通の辛さに感じ、物足りなさも感じるとのこと。
インドの方は甘さにも辛さにもとても強く、日本人と味覚の違いがこんなに違うのだと面白く感じた。
ハリッシュさんがテクノスマイルに入社した理由は、日本への移住から入社までのサポートをしてくれたテクノロジー事業部の冨山さん・鈴木さん等の対応がとても親切だったことが決め手になったそう。
特に冨山さんとは年齢が近いこともあり、困ったときには何でも相談できるほど仲の良い関係になったそうだ。
【入国をサポートした冨山さん(右)とのツーショット】
これから挑戦したいことは、「日本語能力検定N2今年取得」と「幅広く様々な業務を経験すること・知識や知見を増やしたい」とのこと。
高い志を持って真剣に仕事に取り組む姿は、強い向上心と目標に向かう熱い姿勢が感じられた。
また、仕事以外では「旅行にたくさん行きたい」・「日本で免許を取得して車を購入したい」という。
仕事もプライベートも充実させようとする姿は、日本での生活をとても楽しみにしているように感じた。
最後に将来の夢について聞いてみた。
将来は、自動車を販売する会社を立ち上げ、会社の代表として、既存の車をより手にしやすい価格で・より高機能な車を販売することに挑戦したいという。
今回インタビューをさせていただき、日本に来る前から高い志を持ち、自身の掲げる目標に向かって日々の仕事を一生懸命頑張っている姿がとても印象的でした。
今後、彼の努力が実を結び、夢が叶えられるよう応援しています。