日本人の当たり前が当たり前じゃない!? 外国人が感じる日本人の不思議5選
更新日:7月10日
こんなに増えた外国人
令和5年末の在留外国人数は、341万992人(前年末比33万5,779人、10.9%増)で、過去最高を更新しています(出入国在留管理庁HPより)。
日本の少子高齢化による人手不足は年々深刻化している為、現在政府は外国人労働者を積極的に受け入れる制度を整えています。
これからも増えると予想されている外国人との共存について考えてみましょう。
外国から来た人たちにとって、日本人の日常にはたくさんの驚き・戸惑いがあります。
日本人の「当たり前」が必ずしも「当たり前」ではないと感じることがあるそう。
今回は外国人が日本で働く際に不思議だと思っていることをご紹介します。
1)電車内での静かな振る舞いや整然とした待ち行列など、日本の秩序やマナー
日本人の礼儀正しさは世界でも有名なのではないのでしょうか?
整列して電車を待つ、公共の場所では大きな声を出さない、携帯も常にマナーモード・・・このように周囲の方に気を配り配慮する。これが日本での当たり前です。
日本人のマナーが良い、礼儀正しいと言われる理由として、幼少期からの教育と言われています。
多くのマナーやルールに従って皆生活をしています。
当たり前の様で、外国ではなかなかそうはいかないようです。
皆初めての経験、やさしく教えてあげましょう。
2)あいづちやうなずきの表現
日本人はよくあいづちを打ちます。
頭を縦に振り「うんうん」「へえ~」「なるほど」など、それは相手に、きちんと話を聞いているという安心感を与えます。
しかし、海外の文化によってはあいづちが失礼だったり、反対に「本当に聞いているの?」と思わせてしまったり、せかされている気分にさせることもあるようです。
無意識にしている行為や、良かれと思ってやっていることが、海外ではよくない意味になることがあるので、気を付けたいところです。
3)日本人のお辞儀
お辞儀文化が驚かれるのは、その用途の多様さゆえです。
アジア諸国ではお辞儀文化は浸透していますが、世界的にみると挨拶=握手とする国が多いです。
挨拶をするとき、謝罪する時、目の前に相手がいない電話中でさえお辞儀をする日本の光景は不思議に感じるようです。
「45度」「30度」「15度」と、お辞儀の角度で意味が変わることも説明してあげましょう。
4)協調性の強さ
古来より集団を重んじるルールがあると言われており、集団が個人より大切にされてきました。
日本には「空気を読む」や「オブラートに包む」などの言葉がある通り、自分の意見をストレートに言うのを避けて、表情や文脈から相手の真意を理解し、集団行動を乱さないよう心掛ける文化があります。
ストレートに物事を伝える傾向の強い外国人の方の中には、言われたことの真意を掴むことが出来なかったり、こういった曖昧さを不便だと感じる方も少なくないです。
5)挨拶や礼儀の重要性
外国にも「ヒエラルキー」といったような言葉がありますが、日本では先輩・後輩 上司・部下といった言葉があるように、目上の方・ご年配の方を重んじる習慣があります。
日本語に尊敬語・丁寧語・謙譲語があり話す人によって使い分けるのも世界的に珍しいです。
また、仕事の前にきちんとした挨拶が求められ、礼儀正しい態度が仕事への姿勢を示す重要な要素となっています。
敬語の使い方や上下関係のあり方も、外国人にとっては理解しづらい面かもしれません。
現在日本で働く外国人の数は約200万人を突破、日本に住む外国人の約60%です。
そんな中、受け入れる日本人と外国人とのミスマッチなニュースも目にする機会が増えてきました。
日本人にとっては当たり前のことが、外国人にとっては新鮮でありながらも理解しにくい面もあります。
母国でなく、日本を選んでくれた外国の方と上手くコミュニケーションをとるため、外国の方を理解し、お互いを尊重しつづけていきたいですね。
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